Zoom Video Communicationsは、ビデオ会議サービス「Zoom」を強化し、会議中のリアクションを手の動きで実行できるジェスチャー認識機能を追加した。
ジェスチャー認識機能は、カメラが手を挙げるなどの動作を捉えると、それにもとづいて会議のリアクションを自動実行する。現在のところ「手を挙げる」動作と「(手の親指を出す)いいね」動作の2種類だけを認識できる。「iPad」用クライアントでは、2021年8月から利用可能だった。
今回使えるようになったのは、Windows用およびmacOS用のZoomクライアント(バージョン5.10.3以上)。初期状態では利用しない設定になっているので、使うには有効化が必要。
そのほかにも、ホワイトボード機能「Zoom Whiteboard」の刷新、ログイン用ワンタイムパスワード発行機能の追加といった機能強化も実施している。
また、アジア太平洋地域のデータセンターを強化した。これにより、同地域のZoom会議は音質が向上し、音声の遅延が少なくなるという。
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