NTTドコモは3月30日、NTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)、NTTファイナンスと共に、有望なサービスや技術をもつスタートアップとの連携強化を目的とした、「ドコモ・イノベーションファンド3号投資事業有限責任組合(DI3号ファンド)」を4月1日に設立すると発表した。
運用期間は10年で、運用総額は150億円。投資対象は(1)新ドコモグループと共に事業を創造・加速し、社会を変革していくスタートアップ、(2)新たな市場・事業領域にチャレンジしているスタートアップ、(3)サステナブルな社会の創造にチャレンジしているスタートアップ、の3つとしている。
同社は、2013年2月設立の「ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合(DIファンド)」(運用総額100億円)、2017年9月設立の「ドコモ・イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合(DI2号ファンド)」(運用総額150億円)を通じて、革新的な技術や斬新なビジネスモデルを有するスタートアップとの連携強化に取り組んでいる。
今回設立するDI3号ファンドでは、2021年10月に発表した「新ドコモグループ中期戦略」の実現に向けて、引き続き国内外のスタートアップを支援する。さらには、新ドコモグループ各社との連携を推進し、新たな世界を創り出す国内外の有望スタートアップとの関係構築を図るとしている。なお、DI3号ファンドは、DIファンド・DI2号ファンドと同様に、NDVが運営・管理するという。
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