超教育協会は4月1日、起業に興味のある全国の学生を対象にした超起業学校スタートアッププログラム「IESSP(イエスプ)」を開催すると発表。同日よりプログラムに参加する学生の募集を開始した。参加者は無料で受講できる。
IESSPは、起業に対する知識や経験がゼロからでも起業できるプログラム。全国の起業を目指す仲間や起業家が集まるコミュニティで、共に切磋琢磨して起業が目指せるという。プログラム参加者は、起業家やVCなど各分野の専門家が作成したカリキュラムを、オフライン・オンラインのハイブリッド形式にて無料で受講可能。カリキュラムにより、起業に必要な知識を包括的に学ぶことができるという。
基礎カリキュラム(5月3日〜6月30日)では、同プログラムの第1弾として、主にプレシード期におけるウェブサービス関係で起業するための必要な知識を学び、起業全般でも使えるファイナンスや法務、マーケティングといった包括的な学習カリキュラムを用意する。
約2カ月間、起業の基礎知識からアイデアを企画書に落とし込むためのカリキュラムを動画や対面で受講でき、後日の動画視聴も可能。オフライン開催の場合は、CiP協議会の協力のもと、2020年9月に東京ベイエリアの国家戦略特区にオープンしたスマートビル「東京ポートシティ竹芝」で開催する。
アイデア審査(7月1日〜7月15日)では、参加学生が応募した事業アイデアの審査を実施。審査に通過したアイデアに関しては、メンターとのメンタリング(7月18日〜9月16日)を通じて、事業アイデアのブラッシュアップが可能。審査に落ちた場合でも、次回のアイデア審査に向けて、審査員やメンターからフィードバックが受け取れる。
プログラムの最終日(10月1日)には、ブラッシュアップしたビジネスプランを実際に審査員の前で発表するピッチイベントを開催。審査員は、起業家やアクセラレータ、ベンチャーキャピタルで構成され、事業化できるアイデアに対してはVCなどから出資が検討されるという(必ずしも出資を保証するものではない)。
4月1日より、プログラムに参加する学生のほか、同プログラムを活用する高校、大学、教育機関を募集している。申し込みは、教育機関単位、ゼミ単位、研究室、サークル単位での参加も可能だという。
現在、神奈川大学、慶應義塾大学大学院、広島大学大学院、島根大学、成城大学、東京情報大学、明星大学、立命館大学、和歌山大学、電子学園 日本電子専門学校、情報経営イノベーション専門職大学などが参加を表明している。
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