サムスンは米国時間3月17日、ミッドレンジスマートフォンシリーズ「A50」の最新製品「Galaxy A53 5G」を発表した。価格は449.99ドル(約5万3000円)。A50シリーズは、よりハイエンドの「Galaxy S」シリーズに似たデザインに、手頃な価格とまずまずのカメラ、仕様、バッテリー持続時間を併せ持つことが多い。A53 5Gは、2021年の「Galaxy A52 5G」に漸進的な改善を加えた製品で、8コアのプロセッサーを搭載し、ディスプレイ表示を改善するためにソフトウェアに微調整が加えられているほか、カメラと写真編集機能が少し改良されている。
A53は、最低価格も2021年のA52の発売時の最低価格よりも50ドル低くなっている。A53 5Gにはまず、RAMが6GBでストレージが128GBのモデルがあり、ストレージはmicroSDカードで最大1TBまで拡張できる。その他に、RAM8GB、ストレージ256GBのモデルもある。
A52との違いはわずかだが、449.99ドルからという抑えられた価格に対して魅力的な機能を備えている。最大120Hzのリフレッシュレートを備える6.5インチの大きなAMOLEDディスプレイを備え、背面カメラは6400万画素のメインカメラに超広角カメラやマクロカメラを組み合わせた4眼構成、前面カメラは3200万画素で、5000mAhのバッテリーを搭載し、25Wの急速充電に対応する。また、画像から不要な要素を削除できる写真編集機能「Object eraser」を備える。
最新OS「Android 12」がプリインストールされており、「One UI」とOSの4世代のアップグレードが保証される。
サムスンは、これよりも小さい「Galaxy A33 5G」も発表した。A33 5Gは、A53 5Gとほぼ同じ機能を搭載するが、カメラの解像度が低く、6.4インチのAMOLEDディスプレイの最大リフレッシュレートは 90Hzで、価格は369ユーロ(約4万9000円)とやや低く設定されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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