長崎県の五島にホテル・滞在型施設「カラリト五島列島」が8月オープン

 カラリトは2月15日、長崎県の五島列島・福江島において、ホテル・滞在施設「カラリト五島列島」を2022年8月にオープンすると発表した。同社では、カラリト五島列島を皮切りに、九州全域に事業を展開していくという。


 同社によると、日本の多くの離島が人口減少という課題を抱える中にあって、五島市は行政や地元事業者のさまざまな取り組みが奏功し、2019年・2020年と2年連続で「社会増」を実現。さらには、2019年から2021年まで3年連続で200人を超える人が新規に移住しているという。また、新しい滞在体験の充実を図ることで観光業のさらなる発展、地域の経済活性化効果、五島列島に定期的に訪れ滞在する関係人口の創出が期待できるとしている。

 カラリト五島列島は、同社が「自分らしく、晴れやかな生き方」の提案を目指す事業の第1弾(ホテルプロジェクト)。「Hotel(短期滞在)」「2nd Home(中長期滞在)」「Local Good(地元還元)」の3つのキーワードを元にした事業を一体のシステムとして展開する。

 五島列島の中で最大の島である福江島にオープンする。長崎港から西へ100kmほどしか離れておらず、穏やかな気候と自然が豊かなのが特徴。全室オーシャンフロントのロケーションで、客室構成は全48室(ダブル、ツイン、ヴィラ)となる。

 オーシャンフロントホテル、レストラン、サテライトオフィスなどで構成され、五島列島の豊かな大自然に囲まれて過ごすホテルでの宿泊体験、地域の食材を生かした料理が楽しめるカフェ&レストラン、五島列島の魅力を感じられる多彩なアクティビティ(マリンスポーツ、e-bike、アウトドアサウナ、伝統的なものづくり体験など)を提供する。







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