Androidマルウェア「BRATA」が凶暴化、不正送金後にファクトリーリセットして証拠隠滅

 サイバーセキュリティ企業のCleafyは、不正送金目的のAndroidマルウェア「BRATA」にスマートフォンをファクトリーリセットする機能が搭載されたと警告している。

 BRATAは、以前から存在しているAndroidデバイスに感染するトロイの木馬型マルウェア。スマートフォンのユーザー補助機能などを悪用し、銀行口座の情報を盗んで金銭を不正送金する、といった悪事を働く。

 2021年12月に出回るようになった新たな亜種は、不正送金の成功後に感染したスマートフォンをファクトリーリセットする。これは、スマートフォンを工場出荷時の状態へ戻すことで、不正な情報取得や送金の証拠を消すためと考えられるという。

 さらに、GPSを使った追跡機能も追加されたそうだ。

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