企業のコンテンツマーケティングやメディアビジネスなどを支援するサムライトは1月19日、食に関するソーシャルコマース事業を開始したと発表した。
同事業では、自社ECサイト「cocomeru(ココメル)」を正式リリースし、Instagramアカウント「てづくりおべんと365(@oben365)」を起点に、お弁当箱などの食にまつわる商品を販売する。
cocomeruの名称は、「心をこめる」から着想。手作りのぬくもりを感じるもの、作り手の気持ちがこもったもの、モノづくりへの情熱を感じることができる「心がこもったモノ」を厳選して取りそろえていくという。
また、ソーシャルコマース事業における経験と、これまで蓄積してきたデジタルマーケティングの知見を複合的に活用。コンテンツマーケティング事業における顧客企業へと、さらなる価値提供を目指す。
なお、同社が運営する料理系Instagramメディア「てづくりごはん365」とてづくりおべんと365では、献立・レシピ・お弁当の詰め方・おかずのアイデアといった情報を毎日発信している。
近年、Instagramのショッピング機能など、各種SNSプラットフォーム上にEC機能が実装されている。SNS上で買い物をするという体験が普及し始め、マーケティングにおけるSNSの役割が「認知形成」「興味・関心の獲得」にとどまらず、その後の「購入」にまで拡張されている。
そこで同社は、食に関するソーシャルコマース事業の取り組みを通して、商品の認知から購入までをワンストップで体験できる新しいメディアの在り方の実現と、マーケティングにおけるソーシャルメディアの役割や在り方の再定義を目指す。
加えて、コロナ禍で生活者の消費行動がデジタルに移行したことを受け、企業からECサイトの運用や制作に関する相談が増えてきている。そこで、EC運用のノウハウを蓄積し、企業にとってのソーシャルメディアの新たな活用法を提案することで、顧客企業へのさらなる価値提供に努めるという。
同社では、cocomeruのオープンを記念し、1月31日18時まで全品本体価格の30%OFFで販売するセールを開催中だ。日本国内で製造された「曲げわっぱ」や、天然木材を使用したお弁当箱を中心にラインアップする。
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