レノボは、17.3インチの超横長メイン画面と8インチのサブ画面を備えたノートPC「ThinkBook Plus Gen 3」を発表した。中小企業での利用を想定している。
メイン画面はアスペクト比21:10、解像度3072×1440ピクセル、リフレッシュレート120Hzで、P3色域を100%カバーする。第2のディスプレイは、解像度800×1280ピクセル、ペン入力に対応した8インチのカラータッチスクリーンで、本体側のキーボードとタッチパッドの右側に組み込まれている。
クリエイティブな作業では、第2のディスプレイがツールや画像ライブラリーを表示したり、素早くスケッチしたり、内蔵のペンで編集したりするのに使えるだろう。あまりスクロールせずに作業できるように、メインディスプレイの文書をこちらに表示させて使うことも可能だ。第2のディスプレイは、キーボードのテンキーがある場所を占めているため、計算機として使うのもいい。
レノボはまた、スマートフォンの画面を第2のディスプレイにミラーリングし、ThinkBook上でスマートフォンの通知を確認したり、スマートフォンに保存されている写真やファイルに直接アクセスしたりする使い方を提案している。よく使うアプリのランチャーとして利用することもできる。
ただし、デュアルディスプレイである点を除けば、このノートPCはそれほど珍しいものではない。第12世代の「Intel Core H」シリーズプロセッサーを搭載し、最大32GBのLPDDR5メモリー、およびPCI Express(PCIe)4.0インターフェースと高速データ転送規格NVMeをサポートする最大1TBのSSDを備える。電源ボタンに内蔵された指紋認証リーダーや、顔認証用の赤外線カメラとプライバシーシャッターを備えたフルHDのウェブカメラに加えて、レノボのビジネス向けノートPCに期待されるセキュリティ機能を備えている。
ThinkBook Plus Gen 3は米国では5月に発売予定で、価格は1399ドル(約16万円)から。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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