ビル・ゲイツ氏、オミクロン株の影響で年末休暇の予定を中止

Gael Fashingbauer Cooper (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年12月22日 09時26分

 Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏は、自身の最近の考えを「GatesNotes」ブログで公開することが多いが、米国時間12月21日には一連のツイートを投稿し、新型コロナウイルスのパンデミックの現状に対する考えを公開した。Gates氏は、仕事と私生活の両方を織り交ぜて、友人がオミクロン株に感染し、自身の休暇がいつもとはまったく異なる状態になっていることを明かした。

Bill Gates氏
提供:Gates Notes

 「生活が平常に戻るかのように思われた矢先に、われわれはパンデミックの最悪の部分に突入しているのかもしれない。オミクロン株はわれわれすべてに影響するだろう。私の近しい友人がこれに感染し、私は休暇の予定のほとんどをキャンセルした」(Gates氏)

 Gates氏は、多くの専門家の意見を繰り返す形で、オミクロン株については不明な点が多いと述べた。

 「仮に重症化の程度がデルタ株のわずか半分だとしても、感染力が高いために感染増はこれまでで最悪になるだろう」と同氏は記した。

 同氏は読者に対し、マスクの着用を続け、大人数で屋内に集まるのを避け、ワクチン接種とブースター接種を済ませることを推奨した。ワクチン接種済みでもブレークスルー感染する場合があるが、接種していれば最悪の事態を避けられる可能性が高くなる。

 「ワクチンは、重症化や死亡を防ぐように設計されており、その効果が十分にある」と同氏は記した。

 Gates氏は、2022年春には明るい未来がくると期待している。

 「数カ月は悪い状況になるかもしれないが、われわれが適切に対応すれば、2022年にパンデミックは終わる可能性がある」(同氏)

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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