暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyerと新生銀行グループのアプラスは12月1日、支払額に応じてビットコインが貯まるクレジットカード「bitFlyer クレカ」の提供を開始した。同社によればビットコインが貯まるクレジットカードは日本初。対象年齢は20歳以上となる。
bitFlyer クレカを日々の買い物や公共料金の支払いなどに利用することで、利用額に応じたビットコインが自動的に貯まるという。カードは、年会費が無料で支払額の0.5%が還元される「スタンダードカード」、年会費1万6500円で盗難紛失補償や旅行傷害保険、空港ラウンジサービスなどが付帯し、支払額の1.0%が還元される「プラチナカード」の2種類を用意した。
貯まったビットコインはbitFlyerで売却することが可能。同社によれば、まだ暗号資産投資に踏み出したことのない人にも身近に感じてほしいという思いから同クレカを提供することにしたという。
クレジットカードのブランドはMastercard。カード表面はナンバーレスでシンプルなデザインにし、会員氏名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを裏面に集約することで、個人情報保護に配慮したという。また、Apple PayやQUICPayといった非接触決済サービスにも対応している。
同社では、2022年3月31日までに入会したユーザー向けにキャンペーンを実施。クレカの発行が完了した先着6000人に500円相当のビットコインを贈るほか、対象期間中の支払額に対して、1.5%のポイントを加算する(スタンダードカードの場合2.0%、プラチナカードの場合2.5%となる)。
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