Twitterのジャック・ドーシーCEOが退任

Queenie Wong Andrew Morse Carrie Mihalcik (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年11月30日 09時24分
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 Twitterは米国時間11月29日、最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏が退任すると発表した。後任として最高技術責任者(CTO)のParag Agrawal氏が就任する。Twitterは、Dorsey氏らが16年近く前に創業したソーシャルネットワークだ。

Jack Dorsey氏
提供:Eva Marie Uzcategui/Bloomberg/Getty Images

 「Twitterは創業者の手から離れる準備ができていると考え、同社を離れることを決めた。TwitterのCEOとしてのParagに対する私の信頼は深い」と、決済企業SquareのCEOを兼務するDorsey氏は発表の中で述べた。

 Dorsey氏は、引き継ぎのために2022年の任期満了までTwitterの取締役会にとどまる。CNBCが29日、この動きをいち早く報じた。

 CEO交代の背景として、収益拡大を求める投資家らや、政治的発言に対する同社のモデレーション方針を懸念する議員らからの、Dorsey氏とTwitterに対する批判が高まっていたことがある。2020年には、アフリカで最大6カ月を過ごしたいというDorsey氏の発言を受けて、物言う投資ファンドであるElliott Managementが退任を求める動きに出た。同ファンドは最終的に、Dorsey氏の留任を許可する契約をTwitterと交わした。この契約には、Twitterが大規模IT系投資ファンドのSilver Lakeから、新たに10億ドル(約1100億円)の出資を受けることが盛り込まれていた。

 Twitterは、保守系の政治家やコメンテーターを検閲しているという批判を否定したこともあったが、2021年初頭には、当時大統領だったDonald Trump氏を永久追放するという異例の措置にも踏み切った。1月6日に起きた米議事堂襲撃事件後に、同氏の発言が暴力を誘発する恐れを懸念したためだ。

 Dorsey氏の指揮の下で、Twitterはさらに多くのユーザーを獲得することを目指し、ニュースレター、ライブオーディオ、投げ銭など、新機能の実験にこれまで以上に積極的に取り組んできた。また、2018年には初めての黒字化も達成し、通年の売上高を倍増させて、2023年には少なくとも75億ドルにするという目標を定めた。広告を目にするユーザー(収益化可能なデイリーアクティブユーザー:mDAU)についても、現在の2億1100万人から、2023年には少なくとも3億1500万人を目指すとしている。

 Elliott ManagementのマネージングパートナーであるJesse Cohn氏と、シニアポートフォリオマネジャーであるMarc Steinberg氏は、CEO交代に対する支持を表明した。

 Dorsey氏は、Twitterの従業員に宛てた別れの電子メールの中で、社外圧力の問題には触れず、同社を離れるのは、「創業者経営」の体制から離れる同社の準備が整ったためだとした。

 Agrawal氏は2011年にTwitterに入社し、2017年からCTOを務めている。Twitterによると、同氏はCTOとして技術的戦略を統括し、機械学習の活用を進めたという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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