Spotifyは、米国でのみ提供していたポッドキャスト配信者向け収益化サービス「Podcast Subscriptions」の対象地域を増やし、新たに33の国と地域でも提供すると発表した。ただし、日本はまだ対象に含まれていない。
Podcast Subscriptionsは、クリエイターが有料のサブスクリプション型ポッドキャスト番組を配信し、リスナーから料金を受け取れる仕組み。Spotifyの音楽配信サービスにおけるサブスクリプションとは独立している。2021年4月に試験提供を一部ユーザー限定で開始し、8月より米国内の全ユーザー向けに提供してきた。
同サービスを利用すると、特別番組の配信やメールでの情報発信といった優待サービスを、料金を支払ったリスナーだけに提供できる。番組の配信や設定には、Spotifyのポッドキャスト管理ツール「Anchor」を使う。Anchorを介すと、Spotifyやその他プラットフォームへ配信したり、RSSフィードを提供したりすることも可能。
クリエイターが設定可能な料金は、月額0.49ドル(約56円)からの20段階。手数料として5%をSpotifyに支払うが、2023年までは期間限定無料の予定。
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