Spotifyは、モバイルアプリでクリエイターが視聴者と相互にコミュニケーションをとる方法として、リスナーによる投票機能や、よりオープンエンドなQ&Aを追加する。まずは一部のポッドキャストから開始する。これらの機能は2021年に入ってテストしていたもので、Spotifyが2019年に買収したポッドキャスト制作プラットフォーム「Anchor」を使って制作したポッドキャストを対象に、米国時間9月30日から実装される。これにより、日本を含む160の国と地域のSpotifyリスナーは投票やQ&Aに参加できるようになる。つまりSpotifyリスナーの大多数ということだ。
Spotifyは、これらの機能に関するブログ記事で次のように述べている。「テストでは、クリエイターがQ&Aや投票機能をさまざまな方法で利用していることが分かった。ゲストを獲得するための提案を受けたり、トピックの選択や形式に関するフィードバックを集めたり、反応したリスナーがホストの感想を確認するために何度も戻ってくるような楽しいゲーミフィケーションの要素を生み出したりしていた」
Spotify自体も、ここ3年ほどポッドキャスティングに注力している。世界最大の音楽ストリーミングサービスに成長したSpotifyは、次の成長のターゲットをポッドキャストにしている。 Spotifyが音楽以外のオーディオのトップになることを追求したことは同社の拡大に役立ち、最近では世界中で約3億5600万人のリスナーがいることが報告されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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