配車サービスを手がけるLyftと、自動運転技術を開発するMotionalは、運転手の乗車しない自動運転車によるタクシーサービスを2023年にネバダ州ラスベガスで提供すると発表した。
Lyftは自動運転技術を持つAptivとともに、2018年初めにラスベガスで開催された家電見本市Consumer Electronics Show(CES)2018の期間中、自動運転タクシーを試験的に運行。その後も、Lyftのアプリから配車依頼できる自動運転タクシーサービスを提供してきた。ちなみにMotionalは、Aptivと自動車メーカーHyundai(現代自動車:ヒュンダイ)の合弁会社である。
これら既存の自動運転タクシーには、安全確保のために運転手が同乗していた。それに対し、今回のサービスでは運転手が乗車しない。車両は、ヒュンダイの電気自動車(EV)「Hyundai IONIQ 5」をベースに開発した自動運転車を使用する。
ラスベガスにおけるの運転手なし自動運転タクシーのサービスは、段階的に拡充していく。2022年下半期を第1段階として開始し、使い勝手などを検証する。その過程で得たフィードバックを反映させ、2023年より本格的に商用サービスとして提供していく予定。
取り組みの紹介ビデオ(出典:Motional/YouTube)
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