米調査、24%が仕事関係のパスワードを社外の人に教えていた--67%は書いた付箋紙を紛失

 Atlas VPNは、米国の職場ではパスワードが適切に管理されていない、といった内容の調査レポートを公開した。フルタイムワーカーの24.39%が、仕事関係で使うパスワードを社外の人へ教えていたという。

パスワードを知らせている相手(出典:Atlas VPN)
パスワードを知らせている相手(出典:Atlas VPN)

 調査では、仕事で使っているパスワードを他者に知らせたことがあるかどうか、米国で働く1000人のフルタイムワーカーに質問。その結果、4分の1近くが過去1年のあいだに、社外の人へパスワードを漏らしていた。その内訳は以下のとおり。

  • 元同僚:3.78%
  • 親密な人、配偶者:7.89%
  • 自分の子供:4.33%
  • その他家族:5.81%
  • 社外の友人:2.58%

 社内に対しても、かなり多くがさまざまな人にパスワードを知らせていた。

  • 同じチームで働く同僚:18.86%
  • 他部門の人:7.18%
  • 管理者:17.38%
  • 役員:10.14%
  •  また、パスワードを付箋紙に書いて貼り付けておく、という不適切な管理も、57%の人が実行していた。しかも、67%はそうした付箋紙をなくしたことがある、と答えた。

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