最高のロボット犬が最高のロックバンドのライバルになった。Boston Dynamicsの不気味でかわいいロボット「Spot」がThe Rolling Stonesの1981年のヒット曲「Start Me Up」(これは「Windows 95」のコマーシャル曲だった)へのトリビュート動画の中で、Mick Jagger氏のような最高の動きを披露している。
このビデオは、The Rolling StonesのフロントマンだったJagger氏の80年代の全盛期のダンスと歌を、Spotが模倣する様子を映している。これだけでも凄い話だが、ビデオはその後、バンドの各パートをSpotが担当して、このセクシーな曲を披露する様子を映している。
ビデオにはSpot版のJagger氏、Spot版のKeith Richards氏、Spot版のRonnie Wood氏とCharlie Watts氏が登場する。高名なドラマーであるWatts氏は8月、米国ツアーの前に他界している。鋭い視聴者は、ベーシストのBill Wyman氏にあたるSpotが省かれたことを疑問に思うかもしれない(同氏は90年代初頭にThe Rolling Stonesを脱退した)。
Spotはこれまでにもダンスを披露した実績があり、K-POPの大スターBTSとコラボした動画が有名だ。医療ヘルパーとして、より実用的な仕事にも従事している。
オリジナルのミュージックビデオと、そのSpot版を並べたBoston Dynamicsのビデオは、The Rolling Stonesのアルバム「Tattoo You」が発売された時代への、奇妙でありながら愛情のこもったオマージュとなっている。バンドはアルバムの40周年を祝って、未公開のトラックを含む新しいバージョンを発表している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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