茨城交通、みちのりホールディングス、両備システムズ、矢崎エナジーシステム、IIJグローバルソリューションズの5社は10月28日、茨城交通が提供するバスロケーションシステム「茨城交通バス位置情報サービス」において、AI解析による乗車人数の表示を11月1日から開始すると発表した。
対象となるのは、茨城交通が運行する一般路線バス396台。
茨城交通バス位置情報サービスでは、既に車内の混雑情報を提供しているが、AI解析が加わったことで、運行中のバスの詳細な混雑状況がリアルタイムに把握できるようになる。
なお、利用は専用サイトおよび、茨城交通ホームページから行える。
仕組みとしては、ドライブレコーダーの映像をサーバーに送信。サーバー側でのAI解析によって、車内の乗車人数を計算し、茨城交通バス位置情報サービスの画面に表示するものとなる。
混雑状況については、乗車人数と、「空いている、やや混雑している、混雑している(満席)」の3種類をアイコンで表示するという。
これにより、車内混雑の平準化による遅延の解消効果も見込んでいる。
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