NTTドコモは10月26日、共通IDサービス「dアカウント」について、一定期間の利用が確認できない場合は、アカウントロックによる利用停止を実施すると発表した。この運用の開始にともない、12月27日付けでdアカウント規約を改定する。
対象となるのは、docomo回線を所有していないdアカウントユーザー。13カ月以上の利用が確認できない場合は、2022年1月以降順次アカウントがロックされる。アカウントロックの対象者には、登録した連絡先メールアドレス宛に事前通知が送付されるという。
同社によると、長期間利用されていないアカウントは、不正アクセスを受けても気づきにくいことから、不正に利用される危険性から守るために、アカウントロックを実施するという。その後も、一定期間利用が確認できない場合は、順次アカウントが廃止(失効)される予定。廃止対象者や開始日の詳細については、別途周知するという。
アカウントロックの解除は、dアカウントポータルサイトでのパスワード変更・再設定により可能。パスワード無効化設定(パスワードレス認証)を設定中であっても、ロック解除にはパスワード変更の手続きが必要となる。
なお、利用停止中に事前通知なくアカウントを廃止したり、有効期限内のdポイントが消去されることはないという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス