「Oura Ring」は、現在市場に出ているウェアラブルデバイスの中で最も興味深いものの1つだ。ほぼどのような状況でも実質的に常時装着できる形を備えている。Appleやサムスン、Fitbit、Garminなどのスマートウォッチには、高度な睡眠追跡機能や活動追跡機能が搭載されているが、睡眠中にスマートウォッチを身に着けるというのは、必ずしも安らかな睡眠にはつながらない。また、スマートウォッチのバッテリーは1日~2日しか持続しないので、装着したまま就寝する場合は、それを考慮した充電スケジュールが必要になることも多い。
「Oura Ring Generation 3」は前世代から改良されており、日中の心拍数を追跡するセンサーが追加され、皮膚温度のセンサーは7個になった。これらのセンサーやその他の改善点により、2021年後半から2022年にかけて、運動時の心拍数の計測機能や改善された睡眠段階の分析、血中酸素の検出機能も利用できるようになる。
Oura Ring Generation 3のバッテリーは最長で1週間持続する。重量(サイズによって異なる)はわずか4~6gだ。
この新しいリングでは、女性の健康指標も重視されており、月経周期の追跡が可能になっている。Oura Ring Generation 3を使ってユーザーの健康状態を追跡し、医療専門家による追加の検査が必要な問題を早期検出する新しい方法を見つけるため、Ouraはヘルスコミュニティーとも協力している。
価格は299ドル(約3万4000円)。現在予約注文を受け付けており、11月15日に出荷開始を予定している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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