PFUは10月25日、同社が開発・販売する高性能キーボード「Happy Hacking Keyboard」(HHKB)シリーズの25周年を記念し、特別記念モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S雪」を数量限定で販売すると発表した。
同社のオンラインショップ「PFUダイレクト」の限定販売商品となっており、価格は3万6850円(税込)。限定数は、国内2500台(日本語配列:1250台、英語配列:1250台)。
また、「無刻印キートップセット(雪)」の日本語配列と英語配列モデル(各300セット)を用意する。
価格は、日本語配列が4950円(税込)、英語配列が4510円(税込)。日本語配列の無刻印キートップセットは、今回が初めての販売になる。
加えて、25周年イベントの一環として今年6月に開催した「カラーキートップ新色募集キャンペーン」で投票上位となったカラーを「カラーキートップセット2」としてラインアップに追加した。価格は、1980円(税込)。
HHKBシリーズは、合理的なキー配列とコンパクトサイズを基本コンセプトとして1996年12月に発売。25年間で累計60万台を超える台数を出荷している。
同社によると、テレワークの拡大により、プログラマーやエンジニアだけでなく、ライターやビジネスマンへもユーザー層が広がる中で、デザインへの要望が多数寄せられているという。
その中で、特に要望が多かった「純白のHHKB」を25周年記念モデルHHKB Professional HYBRID Type-S雪として販売することになった。
HHKB Professional HYBRID Type-S雪は、フラッグシップモデル「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」をベースに、キートップ、筐体だけでなく、梱包箱についても「雪」をイメージする白で統一しているのが特徴。さらに、25周年特別デザインキーを標準搭載する。
なお、筐体上部のロゴ「HHKB Professional HYBRID」と「Type-S」については、あえて印字していない。
本体は、Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)の両接続方式に対応。制御キーの割り当てを変更できるDIPスイッチに加えて、キーマップをカスタマイズできる「キーマップ変更機能」を搭載した。
また、無接点で(底付きなしに)スイッチングする静電容量無接点方式により、深いストロークと極上のキータッチを実現したほか、高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)に優れたキー構造を採用している。
同社では、技術の進歩に合わせて、打鍵感の向上や対応機器の拡大などの進化しているものの、キー配列やサイズといった基本となるコンセプトは一切変わらないことがHHKBのこだわりだ。
プロフェッショナルに選ばれ、プロフェッショナルに磨かれて進化を遂げてきたHHKBシリーズは、今後も妥協を許さず、上質なタイピングを提供するために邁進するとしている。
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