Donald Trump前米大統領は米国時間10月20日、新しいソーシャルネットワーク「TRUTH Social」を立ち上げると発表した。同氏が設立したTrump Media & Technology Group(TMTG)のプレスリリースによると、その目的はビッグテックに反撃することだという。同社はTRUTH Socialを11月に限定ベータ版として提供開始し、2022年第1四半期には全米に展開する見込みだとした。
「ビッグテックの専制に立ち向かうためにTRUTH SocialとTMTGを立ち上げた」と、Trump氏はプレスリリースの中で述べ、「われわれは、タリバンがTwitter上で大きな存在感を持つ世界に生きているが、あなたたちのお気に入りの米大統領は沈黙させられている」とした。
TRUTH Socialのウェブサイトが開設されており、待ちリストに登録できるほか、「iOS」版アプリの予約注文サイトへのリンクが掲載されている。アプリのスクリーンショットからは、Twitterに似た投稿のタイムラインを含むプロフィールページがあることがうかがえる。
新しいソーシャルネットワークの立ち上げ計画は、Trump氏がオンラインでの公の会話に再び参加しようとしていることを表している。同氏は、死者が出た1月の米議事堂襲撃事件を受けて、Twitter、Facebook、およびGoogle傘下のYouTubeから追放されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」