遠隔ロボットを使った世界初の瞬間移動サービス「avatarin」、ベータ版を提供開始

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 ANAホールディングス(ANAHD)発のスタートアップであるavatarinは10月21日、世界初の瞬間移動サービス「avatarin(アバターイン)」のベータ版を提供すると発表した。

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 avatarinは、遠隔操作できるアバターロボット「newme」を使い、遠隔地のその場にいるかのように、見て、聞いて、動き回れる体験を可能にする、世界初の瞬間移動サービス。

 遠く離れた場所にあるアバターに自宅や街中などからPCを介してアクセスすることで、体を移動させず人の意識と存在感のみを伝送し、自分がその場にいるかのように、見て、話して、歩き回ることができる。

 同社では、ベータ版を「正式サービスに先立ち、利用者へと試用版を提供してフィードバックを受けることで、一緒により良いサービスを目指すもの」と位置づけている。

 8月1日~31日には、「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」「箱根ガラスの森美術館」「新屋島水族館」の4施設と共同で、ベータ版を活用した「夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーン」を実施した。

 今回のベータ版の提供開始に合わせ、期間限定で実施していた4つの既存施設に、「白い恋人パーク」と「沖縄美ら海水族館」(いずれも体験時間は30分)の2施設を追加し、計6施設対応のサービスとして展開する。

 白い恋人パークは、子供から大人までが楽しめる、北海道札幌市にあるしあわせとお菓子のテーマパーク。アバターツアーでは、白い恋人の製造工程が見学できる「チョコトピアファクトリー」(製造ライン)にて、案内部門担当のスタッフによる説明が受けられる。

白い恋人パークでの活用イメージ
白い恋人パークでの活用イメージ

 沖縄美ら海水族館は、自然豊かな沖縄の海をそのまま展示するコンセプトのもと、「沖縄の海との出会い」をテーマに、南西諸島・黒潮の海に生きる多種多様な水圏の生き物を飼育展示する水族館。アバターツアーでは、高さ8.2m、幅22.5mの巨大アクリルガラスを通して、沖縄の海に生息する約60種(およそ6300匹)の魚たちが観察できる。

沖縄美ら海水族館での活用イメージ
沖縄美ら海水族館での活用イメージ

 同社によると、6施設はavatarinを活用し、これまで施設を訪れることができなかった人にアプローチできるようになり、既存の経済圏を越えた新規顧客の開拓や既存顧客のリピート率増加の取り組みが可能になるとしている。

既存の4施設
既存の4施設

 ANAHDは、航空事業に次ぐ事業の柱を育てるべく、ノンエア事業の柱のひとつとしてアバター事業に注力しており、今回のベータ版の提供を通じて、航空機に次ぐ新たな移動の形を提案していくという。

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