小売大手のWalmartは、テキストチャットで通信販売の注文を済ませられるサービス「Walmart Text to Shop」の試験運用を開始した。
このサービスは、Walmartの取扱商品をテキストのやり取りで注文可能とするもの。学習機能も備えていて、利用しているうちにユーザーの好みを覚え、適切な商品が選びやすくなるそうだ。
買いたい物をテキストで伝えれば注文が済み、場所や時間を問わず、思いついたときに買い物できる。そのため、買い物リストを作らなくても必要な物の購入し忘れを防げるという。
現在は一部地域でベータ版として運用中。試験サービスで顧客の反応などを調査し、提供地域を広げていきたいとしている。
Voicebot.aiの報道によると、Walmart Text to ShopはWalmartの各種サービス用アカウントを介して使う。ユーザーからのテキストをAIが解析して商品を特定するほか、ショッピングカートに入れた商品の変更、配達日時や受取日時の指定も可能。注文内容は、Walmartのアプリで確認できる。
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