三菱地所は10月7日、30分から依頼可能な定期家事代行サービス「30min.(サーティーミニッツ)」を発表した。同日よりサービス利用の事前登録を開始し、10月8日よりサービスを開始する。
30min.は、従来2、3時間の最低依頼時間が設定されることが多い家事代行サービスを、マンションやエリア内で需要の多い曜日、時間帯に集約し、ハウスキーパーが巡回することで、30分単位からの利用できるというサービスだ。
リビング、ダイニング、洗面所、トイレ、風呂、キッチンなど、負担を感じる家事だけを、必要最低限の時間で外注し、費用を抑えることが可能。定期的に利用することで、きれいな状態が継続する。
サービスの利用には、事前登録が必要。事前登録者が多く集まったエリア、マンションからサービスを開始する予定で、居住するエリアでサービス提供が開始された時点で、登録メールアドレスにキャンペーン(お試しのご利用)申込み案内を配信する。
なお、30min.は定期訪問のみのサービスとなっており、お試しキャンペーン後に継続を希望する場合には、定期利用の申し込みが必要となる。
1回あたり30分、2750円を月2回から利用が可能で、1回あたり120分を超えると月1回からの利用が可能。利用時間が長くなるほど割安となる料金プランとなっている。料金は税込み、交通費込みの価格だ。
三菱地所によると、共働きの増加やコロナ禍における在宅勤務の増加など、家事負担が増す一方で、家事代行サービスの利用には、「価格が高そう」「どんなスタッフが来るのかが分からない」「どこの事業者を選べばよいか分からない」といった不安がともない、心理的なハードルが高いという。短時間で気軽に利用できる家事サービスを提供することで、新たな需要を喚起するとしている。
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