キヤノンMJ、バックオフィス業務のDX支援「AI OCR×データ入力サービス」を提供

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は10月4日、BPOサービス「AI OCR×データ入力サービス」を11月1日から開始すると発表した。

 これは、請求書や納品書などの紙帳票を複合機でスキャンしたPDFやスマートフォンで撮影したイメージデータをクラウド上にアップロードすると、翌日にはExcelやCSVなど編集可能な電子データを受け取ることができるというもの。キヤノンITソリューションズが開発したクラウド型AI OCRソリューション「CaptureBrain」を活用して電子データを作成後、オペレーターによる確認作業(ベリファイ)を行う。

「AI OCR×データ入力サービス」の概要
「AI OCR×データ入力サービス」の概要

 手書き帳票や項目記載位置の異なる帳票であっても対応が可能。CaptureBrainによってOCR処理までを一括で実行し、高い認識率によって効率的なオペレーションを実現。そのうえで、従来利用者側が行っていたデータの確認作業を熟練のオペレーターが行うことで、短時間に高品質なデータを提供することが可能という。これにより、人手を介する入力業務の負荷やミスの低減により、業務プロセスの改善やコア業務への集中を支援する。

 利用料金は、スモールプランが初期費用が5万0000円で月額基本料が3万0000円(100枚まで含む)。追加のデータ入力料金は1枚につき200円。このほか任意の帳票や記載項目のデータ化が可能となる「スタンダードプラン」や、個別用件に対応する「カスタムプラン」も用意している。同社は、中小や中堅企業を中心に本サービスや関連サービスを展開することで、2023年に年間売上1億円を目指すとしている。

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