コミュニティ単位でフォローするZ世代向けSNS「WeClip」--ベータ版が公開

 TieUpsは10月5日、コミュニティ単位でフォローするSNS「WeClip」のベータ版を公開したと発表した。まずはウェブ版から提供し、2022年1月にはiOSアプリをリリースする予定(Android版も予定)。ターゲットはZ世代やアーリーアダプター層になるという。

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 WeClipは、ユーザー単位ではなく、コミュニティ単位でフォローすることが特徴のSNS。各コミュニティ内のユーザーは、権限の異なるモデレーター、スピーカー、フォロワーという3段階で管理され、コミュニティの創始者が1人目のモデレーターとなり、以後の参加者はフォロワーとして管理される。初期設定では、モデレーターとスピーカーの投稿のみが表示されるようになっている。

 最高権限者であるモデレーターには、権限の引き上げと退会操作権限が付与され、良質な投稿をするフォロワーをモデレーターやスピーカーに昇格させることや、誹謗中傷をするアカウントの退会が可能。これにより良質な情報の循環や誹謗中傷への素早い対処が可能となり、心理的安全性の確保から、活発なコミュニティの継続が期待できると説明する。

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 また、投稿には必ず画像付きハッシュタグ「クリップ」を選択するようになっており、過去の投稿が整理され、後からコミュニティに参加した場合でも平等な情報共有が可能だという。投稿には、コメントとスタンプでリアクションが可能。今後、ユーザーがアップロードした画像をスタンプにする「オリジナルスタンプ機能」も実装予定。

 リリース当日には、事前誘致した総フォロワー数1020万人のインフルエンサーによる、旅行、ペット、サウナ、動画といった、100個以上のコミュニティを用意した。

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 今後は、既存サービスのプロフィールサイト「lit.link」との連携を進めるほか、招待制クローズドコミュニティや、オンラインサロン機能などの実装も予定する。さらに、ビジネス機能として、AIによるコミュニティの保守管理や、ダッシュボードによる投稿の一括管理・分析機能を計画しており、2022年に実装予定。これらの施策やインフルエンサーの誘致により、半年で100万人の利用を見込んでいるという。

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