Appleは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)や製薬会社Biogenと共同で、うつ病や認知機能低下の診断を支援する「iPhone」機能を開発していると、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間9月21日付の記事で報じた。
WSJが入手した文書および独占インタビューによると、Appleは、睡眠パターン、移動、文字入力の仕方などを含む、iPhoneユーザーの生体データに見られる信号を特定することにより、信頼性の高い検出アルゴリズムを開発したいと考えている。同社ではそのアルゴリズムが、iPhone新機能の基礎になることを期待しているという。
UCLAとのプロジェクトに対するAppleの開発コード名は「Seabreeze」、またBiogenとのプロジェクトのコード名は「Pi」だと、WSJは報じている。
またWSJによると、Appleはデューク大学との共同研究で、iPhoneのカメラからデータを集めて子供のデータを分析することにより、小児期の自閉症を検出するアルゴリズムの開発を目指しているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス