Facebook傘下のInstagramは米国時間8月30日、全ユーザーに生年月日の登録を義務付けると発表した。このアップデートは、若いユーザーを保護するために開発中の新機能に向けた下準備でもあるという。
生年月日をまだ登録していない場合、Instagramを開いた際にその情報を入力するよう求められる。センシティブまたは生々しい投稿を表示する前にも、生年月日の入力を求められる。何度か通知が表示され、ある時点までに登録しなかった場合、登録しなければInstagramを利用できない状態になるという。
同社は18歳未満のユーザーをターゲットとした広告を制限しており、生年月日の登録を必須とすることにより、この対策をさらに多くの人に適用できるとしている。
同社は2019年から新規アカウント作成時に生年月日の登録を求めているが、ユーザーが事実と異なる情報を入力する場合があることを認識しているという。
「これに対処するための新たな仕組みを開発中だ。(中略)人工知能を使って、例えば『誕生日おめでとう』などの投稿から年齢を推測する。将来的に、誰かが一定の年齢を超えていると申告し、当社の技術がそうではないと判断した場合、年齢を確認するオプションのメニューを表示する」(Instagram)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス