Amazonはフィンテック企業Affirmとの提携により、新たな後払いの決済オプションを提供する。Affirmが米国時間8月27日に発表した。新機能は現在テスト中で、Amazonは「Affirm(の機能)を顧客に向けて、より広範に提供していく計画だ」としている。
この提携により、Amazonの一部の顧客は、50ドル(約5500円)以上の買い物をした場合にAffirmを利用した月ごとの分割払いを選択でき、いわゆるBNPL(Buy Now, Pay Later:先に買って後から支払う)決済サービスを利用できるようになった。Affirmの発表によると、顧客は最初に全体の金額を確認でき、「精算時に同意した金額より多く支払うことはない」という。顧客に対する延滞料金や隠れた料金も発生しない。
Affirmで営業担当シニアバイスプレジデントを務めるEric Morse氏は、「Amazonとの提携により、Affirmがいま提供している透明性、予測可能性、手頃な価格を、米国のAmazon.comで買い物をする膨大な数の人々に提供できるようになる」「クレジットカードに代わるAffirmのサービスを提供することで、Amazonの消費者が求めているように、支払い方法の選択肢を増やし、柔軟性をさらに高めることもできる」と述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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