デジタルメンタルヘルスの人気プラットフォームであるHeadspaceとGingerが米国時間8月25日、合併の計画を発表した。Headspaceによると、合併後の会社は評価額が30億ドルに達するとともに、世界最大規模のメンタルヘルスに関するデータセットを有する企業になるという。
HeadspaceとGingerを合わせると、ユーザーは190カ国以上で1億人近くに達する。両社はD2C(Direct-to-Consumer)モデルに加え、2700社を超える企業および医療パートナーとの契約を通じてユーザーにリーチしている。
合併後の企業体はHeadspace Healthという名称になる。合併は2021年の第4四半期に完了する予定で、その時点で、現在Gingerの最高経営責任者(CEO)であるRussell Glass氏がHeadspace HealthのCEOに就任する。HeadspaceのCEOであるCeCe Morken氏は、同社のCEOにとどまり、加えてHeadspace Healthでプレジデントに就任する。
2010年創立のHeadspaceは、マインドフルネスと瞑想のプラットフォームだ。同じく2010年創業のGingerは、行動療法コーチング、セラピー、精神医療などを利用できるプラットフォームを提供している。2社を合わせると従業員は800人を超える。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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