マクアケは6月29日、クラウドファンディングサービス「Makuake」において、希望するプロジェクト実行者を対象に、海外からの応援購入を受け付けるグローバル展開機能「Makuake Global」を2021年夏から秋にかけて提供すると発表した。
この機能は、実行者がプロジェクト期間中に国内・海外から応援購入を募ることができる機能。対象となるのは、実施パターンが目標金額に達成しなくても期間終了日までに集まった応援購入額(手数料を除く)が獲得でき、必ずサポーターへリターンが必要な「All in型」であるメイドインジャパン製品のプロジェクト。ただし、通電している商品、無線通信をともなう商品、BtoBのみ展開商品、化粧品、医療品介護用品、食料品などは除外となる。
この機能を利用する実行者に対しては、日本語のプロジェクトページを元にした英語版ページの製作や、英語でのカスタマー対応、海外への配送作業のサポート、海外からの応援購入を受け付ける決済機能の提供など、幅広く海外展開に向けたサポートをするという。開始時は、英語版ページでの展開となるが、対応言語・対象国は順次拡大していく予定。また、対象ジャンルについても拡大を検討する。
同社には、海外企業の日本市場進出をサポートする専門チームがある。同チームは、海外のプロジェクト実行者に対し、これまでのプロジェクト実績やキュレーターの知見を生かし、日本国内での最適なPRやマーケティングなどをサポートしてきたという。また、米国や韓国、台湾をはじめとするさまざまな海外のパートナー企業と連携している。
同社では今後も、Makuakeの機能改善や新機能開発につとめ、日本国内のみならず海外展開もサポートしていくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」