TVS REGZAは5月25日、4Kテレビに「4K有機ELレグザ X8900K」シリーズと「4K液晶レグザ Z670K」シリーズを発表した。新「レグザエンジンZR I」を搭載し、視聴環境の明るさや色温度の違いをリアルタイムに検出し、つねに最適な高画質を再現する。発売は6月下旬。
ZR Iは、レグザの高画質処理システムに加え、Android TVを融合し、高画質と快適操作を両立。視聴環境の明るさや色温度の違いをリアルタイムに検出し、適切な画質に自動調整する「おまかせ AI ピクチャーZR I」を設け、朝昼夜と変化する明かりを捉え、目に優しく、鮮やかな画質を再現する。夜間に浴びると睡眠導入を妨げるといわれているブルーライトは、夜の視聴環境で従来比約20%カット。つねに高画質な映像を視聴できる。
放送波のさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現する「地デジ AI ビューティZR I」、ネット動画の特性に合わせて高画質処理をする「ネット動画ビューティZR I」など、あらゆるコンテンツを高画質で再現できる。
有機ELのX8900Kシリーズは、レグザ初となる低反射有機ELパネルを採用し、映り込みを抑制。65、55、48V型の3サイズをラインアップし、65、55V型では、自社開発した高放熱インナープレートを搭載している。
ダブルのフルレンジスピーカーとクリアトゥイーター、ダブルパッシブラジエーターを密閉型スピーカーボックスに配置した「重低音立体音響システムXP」により、クリアな高域再生とパワフルな低音再生を実現。ドルビーアトモスにも対応する。
液晶のZ670Kシリーズは、65、55、50、43V型を用意。新開発の高コントラスト4K倍速液晶パネルと、スリム直下型高輝度LEDバックライトを搭載し、独自のガンマ特性、輝度特性のレグザ専用チューニングを採用する。
本体には、フルレンジスピーカーとクリアトゥイーターをバスレフボックスに配置。重低音バズーカ、トップトゥイーター など合計9個のスピーカーをマルチアンプで駆動する「重低音立体音響システムZP」を搭載。ドルビーアトモスにも対応する。
リモコンは、キー配置を踏襲しつつ、新デザインへと変更リモコンの上部にABEMA、Hulu、U-NEXT、YouTube、Amazonプライム・ビデオへのダイレクトボタンを備えたほか、新たに「My. Choice」ボタンを装備。ここには、お気に入りのネット動画やHDMI接続した外部機器を登録でき、すぐにアクセスできるようにしている。
別売のタイムシフトマシンハードディスクと組み合わせれば、テレビ番組をまるごと録画し、見たい時に見られる「タイムシフトマシン」モデルとしても使用が可能。新4K衛星放送2つ、地上、BS、110度CSデジタルチューナー3つを備える。
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