「ジンバルを使ってスマートフォンでプロ並みの写真や映像を撮影したいけれど、サイズが大きくて持ち運びづらい」ーーそんな従来のジンバルの悩みを解決してくれる商品が、中国のPowerVision(パワービジョン)が開発した、4in1の折りたたみ式ジンバル「PowerVision S1」だ。
7月の一般販売に先駆け、5月25日から日本の応援購入サイト「Makuake」で支援募集を開始した。価格は超早割を適用した場合、税込9999円からとなっている。
S1は、PowerVisionが長年ドローン開発で培ってきた技術を生かし、“折り畳んでから収納する”という独自デザインでジンバルの一体化に成功。ズボンのポケットにもすっぽりと収まる高さ約142mm、幅約58mmのコンパクトサイズ、298gの軽量さを実現し、鞄がない“手ぶら”な時でも、手軽に持ち歩けるジンバルとなっている。
(1)高性能ジンバル、(2)マグネット式アクセサリーシステム、(3)ケースでスマートフォン保護機能&三脚スタンド、(4)モバイルバッテリー機能付きという、“4in1”であることもS1の特徴だ。
まず、高性能ジンバルについては、同社がドローン開発で培った技術を生かした、3軸スタビライザーによって手ブレを防ぐほか、ジェスチャー遠隔操作&追跡や分身パノラマ、タイムラプス、3×3パノラマ、240度パノラマ、人物追跡、スマート編集とクイックシェアなど豊富な機能を備えている。
また、「マグネット式スマホケース」によって、簡単にスマホとの着脱が可能。すでにスマホケースを使っている人向けの「マグネット式スマホスタンド」や、スマホケースとスマホスタンドを持っていて、ジンバルだけ使いたい人向けの「マグネット式スマホホルダー」なども選べる。
さらに、4120mAhの大容量バッテリーを搭載し、モバイルバッテリーとしてワイヤレス充電も可能。18WのPD充電に対応し、2時間でフル充電できるほか、ジンバルとしても最大15時間稼働するという。なお、ジンバルとして3時間使用した後でも、iPhone 12 Proを60%まで充電できるとのこと。
このほか、三脚スタンドを本体に内蔵しており、普段はスマホスタンドとして使うことも可能だ。たとえば、ジンバルを使わない時は、スタンドを使ってS1で撮影した映像をチェックしたり、ライブ配信をしたり、レシピ動画を見ながら料理をするといったことが可能になる。
なお、6月中には専用アプリ「Vision+S1」をリリース予定。iOS 12.0以上、Android 7.0以上のOSに対応する。
【5月25日12時より応援購入サイト「Makuake」にて「PowerVision S1」プロジェクトが実施中】
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