iPadOS 15では、ホーム画面のカスタマイズ機能が増え、ウィジェットをスタックする機能が廃止されて、操作性がiPhoneに近くなるかもしれない。
Appleは、2020年秋に新型iPadを、2021年4月にはM1チップ搭載の「iPad Pro」を発表した。だが、「プロ」モデルと「非プロ」モデルとの違いは、ソフトウェアよりハードウェアの違いによるところが大きい。「プロ」ユーザーをサポートするiPadOSの機能も増えてほしいところだ。
iOS 15とiPadOS 15は、iPhone 13と同時に2021年秋に登場すると予想されている。
熱心なAppleファンの間で盛り上がる話題といえば、macOS次期バージョンの名称もその1つだ。長い間、「Mac OS X」の各バージョンには、「Snow Leopard」や「Lion」のように大型ネコ科動物にちなんだ名称が付けられていた。それが2014年の「OS X 10.10」からは、「Yosemite」や最近の「Big Sur」のように、カリフォルニア州のよく知られた地名を冠するようになった。となると、次のバージョンは「macOS Monterey」だろうか、「macOS Golden Gate」だろうか。はたまた「macOS Hollywood sign」か。予想もつかない。
macOSの次のアップデートに関して分かっていることは少ない。具体的なうわさやリークもなく、占い玩具の「Magic 8 Ball」風に言えば「Reply hazy, try again(答えはあいまい、もう一度トライ)」というところだ。
macOS 12が、内部機能を中心としたマイナーなアップデートになる可能性もある。M1チップが投入から間もなく1年を迎える現在、macOSはIntelベースだけでなくM1ベースでもサポートを進める必要があるからだ。だが、そうなると大きい疑問が浮かぶ。「M1 Pro」のマシンは登場するのかということだ。WWDC21では、M1チップの新しいモデルが出るのか、次の型番のプロセッサーが出るのか、まだ定かではない。だがファンとしては、Mシリーズチップの「プロ」バージョンとしての効果を発揮する、真新しい「MacBook Pro」も期待したい。
iPhoneとMacだけでなく、「Apple Watch」のソフトウェアアップデートも予想されている。macOSと同様、watchOS 8についても詳しいリーク情報はほとんど流れていない。だが、まだ実現していない、数年前からずっと流れているうわさがいくつかある。
1年以上前からあるうわさの1つが、メンタルヘルス機能の導入だ。例えば、「Apple Watch 6」には血中酸素濃度を測定する機能が実装されたが、これを心拍数の計測機能と組み合わせれば、極度なストレス状態や、パニック発作まで検出できる可能性がある。
そのほか、Apple Watchで血糖値をモニターできるようになるといううわさも、2017年頃から流れている。ただし、この機能は次期Apple Watchの発表を待たなければならないだろう。血糖値の測定には、分光器などの新しいハードウェアが必要になる可能性が高いからだ。
多くの人が望んでいるという点では、Apple WatchをiPhoneに依存しないようにする機能もその1つだ。iPhoneがMacから完全に自由になったのは、2011年の「iOS 5」からだった。Apple WatchがiPhoneから自由になるために必要なハードウェア要件とソフトウェア要件は不明だが、実現すれば、iOSデバイスを持たないユーザーもApple Watchを使えるようになる。
Appleは、初日の基調講演をウェブサイトで生配信するのが定番だ。AppleのYouTubeチャンネルでもライブフィードされる可能性がある。Appleは、すべての開発者に向けて、1週間を通じて各セッションを無料でストリーミングする。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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