Instagramは米国時間4月21日、ダイレクトメッセージ(DM)のリクエストに関して、受信者が文面を脅威と感じる可能性がある場合に非表示とするオプションの提供を始めるとブログで発表した。
この新しい機能は、さまざまな攻撃的な言葉が含まれるメッセージを隠しフォルダーに移動させ、ユーザーが見ないで済むようにする。このフォルダーを開いた場合も文面は隠されており、ユーザーがタップしない限り表示されない。また、DMのリクエストで見たくない言葉、絵文字などのリストをカスタマイズもできる。
この機能は、プライバシー設定の「Hidden Words」セクションで有効にできる。有効にしても適用されるのはDMのリクエストのみで、フォローしている人からのメッセージは対象外だ。今後数週間以内に一部の国で段階的に提供が始まる。
Instagramはまた、ある相手をブロックした際、その相手が後に新しいアカウントを作成した場合もそれをブロックできるようにする機能を、今後数週間のうちに世界中で提供するという。同社はハラスメント防止のために、このところ複数の新機能を導入しており、これもその1つだ。2020年5月には、否定的な複数のコメントを一括削除できるようにしたほか、コメント、キャプション、ストーリーで自分にタグ付けやメンションをする人を制御できるようにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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