DJI、新型ドローン「Air 2S」発表--5.4K動画撮影に対応、約12万円

Jason Cipriani (ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2021年04月16日 11時14分
提供:Andrew Hoyle/CNET

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 DJIは、パイロットのヘッドセットに高速の操縦映像を直接ストリーム送信できる初代「DJI FPV」ドローンを3月に発表したばかりだが、このほど、2020年に発表した「Mavic Air 2」をわずかにアップグレードしたバージョン「DJI Air 2S」を発表した。

 DJIはAir 2Sで、メジャーリリースの合間のマイナーアップデートに対してAppleが「iPhone」で採用している命名規則と似たようなアプローチを採っている。

 Air 2Sは、2000万画素の写真と最大5.4Kの動画を30fpsで撮影する1インチのセンサーを搭載する。

 その他の特筆すべきアップグレードには、飛行中に障害物を避けて操縦できるDJIの「高度操縦支援システム(APAS)4.0」、飛行距離が最大12km離れていても安定した接続を維持できる「OcuSync 3.0(O3)」、ドローン本体が自律的に飛行しながら指定した被写体を撮影し、撮影が完了するとすべてを動画にまとめる新機能「マスターショット」などがある。

主な仕様

  • 最大飛行時間31分
  • 2000万画素の写真
  • ハイパーライト、シーン認識、HDR
  • 30fpsの5.4K動画
  • 60fps/150Mbpsの4K動画
  • 動画撮影時の最大8倍ズーム(1080p/30fps)
  • 内蔵ストレージ容量8GB
  • H264/H265のサポート
  • ノーマル(8ビット)、D-Log(10ビット)、HLG(10ビット)のカラープロファイル
  • 付近の飛行物からのADS-B信号を受信

  Air 2Sには2種類のパッケージがある。標準パッケージにはAir 2S、送信機、バッテリー、必要な部品やケーブルが含まれており、価格は999ドル(日本では税込11万9900円)。「Fly Moreコンボ」には標準パッケージのすべての同梱物に加えて、追加のバッテリー2個、NDフィルター、充電ハブ、持ち運び用のバッグが含まれ、価格は1299ドル(同16万5000円)だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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