DJIは、パイロットのヘッドセットに高速の操縦映像を直接ストリーム送信できる初代「DJI FPV」ドローンを3月に発表したばかりだが、このほど、2020年に発表した「Mavic Air 2」をわずかにアップグレードしたバージョン「DJI Air 2S」を発表した。
DJIはAir 2Sで、メジャーリリースの合間のマイナーアップデートに対してAppleが「iPhone」で採用している命名規則と似たようなアプローチを採っている。
Air 2Sは、2000万画素の写真と最大5.4Kの動画を30fpsで撮影する1インチのセンサーを搭載する。
その他の特筆すべきアップグレードには、飛行中に障害物を避けて操縦できるDJIの「高度操縦支援システム(APAS)4.0」、飛行距離が最大12km離れていても安定した接続を維持できる「OcuSync 3.0(O3)」、ドローン本体が自律的に飛行しながら指定した被写体を撮影し、撮影が完了するとすべてを動画にまとめる新機能「マスターショット」などがある。
Air 2Sには2種類のパッケージがある。標準パッケージにはAir 2S、送信機、バッテリー、必要な部品やケーブルが含まれており、価格は999ドル(日本では税込11万9900円)。「Fly Moreコンボ」には標準パッケージのすべての同梱物に加えて、追加のバッテリー2個、NDフィルター、充電ハブ、持ち運び用のバッグが含まれ、価格は1299ドル(同16万5000円)だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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