Lenovoは現地時間4月8日、新たな主力ゲーミングスマートフォン「Lenovo Legion Phone Duel 2」を発表した。4つの超音波ショルダーキーを備え、ゲーム機のようなコントローラーとして利用できる。
これらのキー(トリガー)は、ベゼルのない本体の側面に配置されている。ゲームコントローラーのL1、L2、R1、R2キーを再現するよう設計されており、軽いタップと強いタップ、スライド、スワイプなど、指の正確な位置と動きを検知する。
この機能をLenovoと共同開発したSentonsは、「これらのジェスチャーにより、エイミング、シューティング、スキルの発動やギアシフトといったゲーム内の操作の制御がすべてシームレスに実現できる」と述べている。Sentonsはカリフォルニア州サンノゼに拠点を置く新興企業で、ソナー(音波探知機)のように機能し、デバイス表面のどの場所でもタッチや圧力を検知する超音波技術などを専門としている。
Sentonsによると、スマートフォンを横にして持った場合、ユーザーの手が自然に置かれる位置にキーを配置したという。
ショルダーキーを使用すると、本体のカメラも操作しやすくなる。Sentonsによればまさに本物のカメラのように使えるというバーチャルのシャッターボタンが加わり、右側のボタンを軽く押すとピント合わせができ、強く押すと写真を撮影できる。
またLenovo Legion Phone Duel 2は、次世代の「Advanced Technology Architecture」(ATA 2.0)を組み込み、横向きでプレーしている際などに優れた対称性を実現する。RGBライト、Qualcommの「Snapdragon 888 5G Mobile Platform」、最大18GBのLPDDR5メモリー、最大512GBのストレージを備え、6.92インチのAMOLED(2460×1080)HDRゲーミングディスプレイは、リフレッシュレートが144Hzとなっている。強化された4400万画のポップアップ式カメラや人工知能(AI)機能で、ストリーマーはより質の高いセルフィーを実現できるようになっている。
Lenovo Legion Phone Duel 2は中国で4月より、アジア太平洋や欧州の一部地域で5月より提供される。欧州では、12GB/256GBのモデルが799ユーロ(約10万円)、16GB/512GBと充電ドックのモデルで999ユーロ(約13万円)となる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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