Synamonとロゼッタは3月10日、「リアルタイム多言語翻訳システム装備のVRオフィス」を共同開発したと発表。SynamonのVRイノベーションタワー「NEUTRANS」におけるバーチャル空間上に、リアルタイムの翻訳システムを組み込むことで、日本語・英語・中国語(簡体)の翻訳を可能とする。
ロゼッタが開発した音声認識・音声翻訳のAPIを使った音声翻訳機能を、NEUTRANSの機能として組み込むことにより、話者の話した内容をリアルタイムに翻訳することが可能となる。操作パネル上で音声翻訳機能のOn/Offや翻訳言語を切り替えることも可能。現状では開発段階のシステムとなっており、一般ユーザー向けのサービス提供は行っていないという。
ロゼッタは2020年10月から本社機能のVR移転を開始し、国境・言語・文書フリーのVRオフィスを中心としたVR事業を開発するため、Synamonと資本業務提携を実施。VR事業を推進するなか、「VR会議×多言語翻訳」の可能性を検証すべく、NEUTRANSのバーチャル空間上にロゼッタが持つAI翻訳のAPIを組み込めないかと考え、共同開発をすることになったとしている。
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