東芝映像ソリューションは3月1日、社名を「TVS REGZA(ティーブイエスレグザ)株式会社」に変更すると発表した。TVSはTotal Visual Solutionsの略称になり、コンシューマーからプロ向けまで、映像のソリューションを提供していく。同日から新社名として運営している。
東芝映像ソリューションは、2016年6月に、東芝グループにおける映像事業の新体制として発足。2017年には、東芝と中国ハイセンスグループの青島海信電器股份との間で、株式譲渡契約が結ばれ、ハイセンスグループの傘下に入った。現在、株式は95%を青島海信電器股份、5%を東芝が保有している。
社名として掲げられたREGZAは、2006年から展開しているテレビのブランド名。発売開始から15周年を迎え、同日から「レグザ15周年記念 Web サイト」もオープンしている。2021年は、さまざまな企画やキャンペーンを計画しており、現在「4K液晶レグザ Z740XS」シリーズの65V型、55V型の購入者を対象に、キャンペーンに申し込むと1万円をキャッシュバックする「もれなくもらえる10,000円キャッシュバックキャンペーン」を展開中。同日からは、Twitter上で、ジブン時間を充実させるアイテムをプレゼントする「レグザ15 周年『ジブン時間応援キャンペーン』」をスタートしている。
同社では、製品ブランド名であるレグザを社名に入れたことについて「これからさらに大きく発展していこうという意味を込めた。会社名まで変え、前進していこうという思いの現れ」とコメント。また「国内においてレグザファンという人が店頭にもネット上にもいてくれてうれしい。こうした思いの集まるレグザという名前を社名にすることで、今後さらに映像ソリューションビジネスを伸ばしていきたい」とした。
なお、商品ブランド呼称「東芝」「TOSHIBA 」に変更はなく、「東芝テレビ」「レグザ」といった商品ブランドも継続して使用することのこと。従来販売した商品などに関するサービス、サポートは継続してTVS REGZAが担う。
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