申請から発行までは、スマートフォンアプリを利用する。現在はiOSアプリのみだが、今後はAndroidにも対応予定だ。また、必要に応じて紙での出力にも対応する。パートナーシップ証明書においては、通称名のみ記載、通称名と戸籍名の併記が選択可能となっている。
Famieeによると、半永久的に証明書のデータを保管し、検証可能なものにするためにブロックチェーンの技術を活用。申請者の情報は、証明書発行時の本人確認や独身要件確認など、申請要件の確認のみに利用。個人情報については、証明書発行直後にすべて破棄するという(ユーザーIDのみFamieeのサーバーに残る)。
また、証明書の偽造検知や多重申請を防止するため、申請者情報は理論的に解読不可能な方法で符号化。符号データのみがブロックチェーン上で記録される。
書類確認は、サーバー上で申請の通知を受けると同時にKYC・本人確認の専業であるTRUSTDOCKへと委託している。
証明書を発行してから1年ごとに、アプリを通じてパートナーそれぞれに対して関係継続確認も実施。継続が確認されると、最終関係確認日が更新される仕組みとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」