「LINE WORKS」バージョン3.0がリリース--コロナ禍でニーズの高い機能を実装

 ワークスモバイルジャパンは2月8日、ビジネスチャット「LINE WORKS」について、バージョン3.0をリリース。コロナ禍でニーズの高い機能を再定義する形でアップデートを行った。

 バージョン3.0について、まずオンライン会議で利用する「ビデオ通話」機能において、これまでよりも臨場感が増すよう、音声品質や画質、操作性を向上。さらに、これまではLINE WORKSでビデオ通話を行う際、参加メンバーのトークルームを作成しビデオ通話ミーティングに招待する必要があったが、カレンダーの予定作成画面からミーティングリンクが自動作成できるようになり、参加者の予定調整も簡単になった。

 カレンダー機能に付随していた「タスク機能」を独立したサービスとしてリニューアル。トーク画面からトークの内容と関連付けたタスクを作成できるようになった。タスクの一覧画面では、自分が依頼したタスクと、他人から依頼されたタスクそれぞれを確認することが可能に。

 また、LINE WORKSのスマートフォン向けアプリケーション、ブラウザ版、PC向けアプリケーションのすべてにおいてデザインを一新。視認性が高く親しみやすいデザインとしている。

 さらに、Developer向けにリッチなメッセージをトークルームに送信できる新しいAPI「Flexible Template」を追加。これはトークルームに送信するメッセージ内でコンポーネントの配置を自由に行うことができ、色やサイズなどを指定してカスタマイズすることが可能なAPI。これを利用することで、従来のテキストベースよりも、もっとリッチなメッセージをBotから送信することが可能になる。開発支援用に ウェブ版のシミュレーターも提供している。

 そして、アドレス帳の構造を変更。これまでのアドレス帳では、外部連絡先を登録する場合、社内メンバーに共有する共有アドレス帳と、メンバー個人が管理するマイアドレス帳の2つが存在し、格納先がそれぞれ異なる構造になっていた。今回のアップデートにより、外部連絡先のセクションを顧客/取引先に統合。メンバー個人が追加した連絡先も簡単に社内全体に共有できる構造へ改善している。また、タグ機能が追加され、連絡先の検索も容易になったとしている。

 新機能「名刺読み取り機能」も追加。カメラからの名刺情報の読み取りが可能となり、スマートフォンのカメラで読み取った顧客や取引先と交換した名刺を、テキストデータに変換してデジタル管理することで、組織内での連絡先の共有を効率よく行うことができる。

社外とのつながり強化
社外とのつながり強化

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