大崎電気工業とイタンジは1月28日、大崎電気のスマートロック「OPELO entrance(オペロ エントランス)」と、イタンジの賃貸住宅内見予約ウェブ受付システム「内見予約くん」およびセルフ内見型賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」のシステム連携を開始すると発表した。
両社はすでに、2020年7月より、非対面での部屋探しを目的に、大崎電気のスマートロック「OPELO(オペロ)」と、イタンジのOHEYAGOとのシステム連携を開始している。今回の新たな連携により、オートロック付き賃貸物件においても、内見・管理の無人化、非対面化が可能となる。
両社は今回の連携により、オートロック付き賃貸物件を多数取り扱う管理会社の営業時間短縮や、在宅勤務での対応など、新しいワークスタイルの実現と、物件管理における安全性の担保を両立させることが可能になるとし、3月末までに、すでに3社の管理会社で運用開始を予定している。
OPELOおよびOPELO entranceは、大崎電気が提供するスマートロックで、OPELOは既存の鍵に後付けで設置でき、OPELO entranceは、オートロックにも後付けで設置が可能だ。テンキー、ICカード、スマートフォンで開錠でき、パスワード発行履歴により、いつ、誰がどの部屋のパスワードを発行したかを把握することができる。
一方、イタンジの内見予約くんは、内見予約の受付作業や鍵情報の照会作業を行うことができる、賃貸住宅の内見予約ウェブ受付システム。OHEYAGOは、物件探しから入居申し込み、契約までの一連の手続きがスマホ1つで可能なセルフ内見型賃貸サイトで、入居希望者は、不動産仲介会社へ希望条件を伝えたり、営業マンと内見時間の調整を行ったり、鍵の受け渡しなどでタイムロスをしたりすることなく、スマートフォンのカレンダーから内見予約ができる。
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