任期終了を間近に控えたDonald Trump大統領が、さらに1社、中国の大手IT企業に厳しい措置を講じた。米国時間1月14日、Trump政権は小米科技(シャオミ)を他に8社とともに「Communist Chinese military companies」(共産主義中国の軍事企業)のリストに加えると発表した。
米国防省により同リストに登録された企業は、米国の個人や法人からの投資が受けられなくなる。認定が取り消されない限り、米国内のシャオミの株主は持ち分を売却しなければならない。
シャオミは世界最大級のスマートフォンメーカーのひとつで、IDCの調査によると、スマートフォンの販売台数はサムスンと華為技術(ファーウェイ)に次ぐ世界3位だ。
今回のリストは、米国企業との取引を禁じる米商務省の「Entity List」とは異なる。ファーウェイはEntity Listに追加されたため、最近の同社製スマートフォンは米国製の半導体抜きで構成されており、また「Google Play」ストアへのアクセスもできない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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