オンライン決済を手掛けるStripeは、Donald Trump米大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入して死者が出た先週の事件を受けて、Trump陣営のウェブサイトの決済処理を停止したという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間1月10日に報じた。
情報筋らがWSJに伝えたところによると、数多くのオンライン取引を対象にオンライン決済を手掛ける同社は、暴力の奨励を禁止する同社のポリシーに違反していることを理由に、Trump陣営に対するサービスの提供を停止したという。Stripeの利用規約では、「個人または所有物に対する違法な暴力や物理的危害を奨励、推進、賛美する行為に関与する」、「リスクの高い」事業者による同社サービスの利用が禁止されている。
6日午後、Joe Biden次期大統領の勝利を認定する手続きが行われていた連邦議会議事堂にTrump氏の支持者らが乱入し、暴動が起きた。この暴動を受けてTwitterとFacebookは、扇動的なコメントを理由にTrump氏のアカウントを停止した。
米CNETはStripeとTrump陣営にコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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