Appleが、同社初の5G対応スマートフォンに対する需要が高いことなどを理由に、「iPhone」の生産台数を前年比で約30%増やす方針だという。Nikkei Asian Reviewが12月15日に匿名情報筋らの話として報じた。それによると、Appleは2021年上半期に最大9600万台のiPhoneを生産する計画で、「iPhone 12」シリーズに加えて、「iPhone 11」シリーズや「iPhone SE」なども増産する可能性があるという。
ある匿名のAppleのサプライヤーがNikkei Asian Reviewに明かしたところでは、iPhoneシリーズのハイエンドモデル2機種である「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」の売れ行きが予想以上に好調だという。なお、iPhone 12 Pro Maxと「iPhone 12 mini」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、「iPhone 12」とiPhone 12 Proよりも約3週間遅れて11月に発売された。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は直近の決算発表の中で、中国を含む主要な市場でのiPhoneの販売台数増加を示唆するデータを目にしていると述べていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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