ネオラボ、オンライン面会サポートで「Calling」を介護施設に無償提供

 ネオラボは12月15日、同社が提供する国産のWeb会議システム「Calling」において、年末年始の期間、安全にオンライン面会ができる環境づくりのサポートを目的に無償提供を開始すると発表した。

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 同社によると、ネオキャリアがサービスを提供する介護領域において、新型コロナウイルス感染拡大の影響で入居者と家族との対面面会が制限されたことを受け、安全に面会できる環境作りを目的に、Web会議システム「Calling」を活用したオンライン面会の実施をサポートしているという。

 今回、介護施設向けにオンライン面会ツールとして「Calling」の無償提供の申込を開始する。入居者がオンライン面会を希望する場合は、入居者と施設側とで面会実施日時を調整。面会日までの期間に「Calling」のアカウント発行と利用に関する説明を介護施設に提供する。

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 同社の「Calling」では、家族へと送付したURLをクリックするだけで面会を開始できるのが特徴(施設でアプリのダウンロードも不要)。最大30名の同時接続が可能なため、URLを親戚などに送って同時に面会も行える。

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 また、オンライン面会中、画面での資料共有が行え、家族の写真や映像などを家族と入居者で一緒に閲覧もできるという。

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 同社では、全国の介護施設従業者に「面会の実態調査」を実施した。その結果、対面の面会を実施している施設は46.6%ありることが判明した。対面面会のメリットとして、「利用者・ご家族の希望に添える」「利用者の心身の健康が良くなる」などの回答があがっている。その一方で、対面会を自粛している施設の関係者からは「命を預かる以上、慎重にならなくてはならないため、対面の面会は難しい」という回答も寄せられていた。

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 オンライン面会において、Web会議ツールを導入している施設は44%あり、オンライン面会のメリットとして、「利用者・ご家族の希望に添える」「感染症防止対策をしながら実施ができる」などが挙げられている。

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