ネオラボは7月9日、オンライン診療サービス「Calling for Telemedicine」の機能アップデートを実施したと発表した。
Calling for Telemedicineは、国産のWeb会議システム「Calling」から派生したオンライン診療サービス。今回の機能アップデートでは、Callingの特徴である画面共有機能、資料共有機能、ホワイトボード機能、複数人同時接続機能、チャット機能を実装した。
また、処方箋の薬局へのFAX連携機能追加し、医療機関側の管理画面上からワンクリックで行えるようになった。
医療機関がオンラインで患者に向き合う際、対面での診療にくらべて情報量の少なさが課題となっている。今回のアップデートにより、医師と患者がより対面診療に近いコミュニケーションがとれるようになることを目指す。
今後は、開発協力している医院からの利用状況や課題感をヒアリングしながら、9月を目処に、OCRによる保険証のテキスト化と確認や、オンライン専用の薬局からの薬配送などを視野に入れたアップデートを行う予定だ。
また、離島など医療機関が少ない地域の課題解決に向けて自治体と連携し、よりよい医療体制づくりを目指したいとしている。
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