ジャストシステム、「一太郎2021」発売へ--ATOKはチャット言葉を強化

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 ジャストシステムは12月1日、日本語ワープロソフト「一太郎2021」と上位版の「一太郎2021 プラチナ」を2021年2月5日に発売すると発表した。希望小売価格は、「一太郎2021」が2万円(税別)、「一太郎2021 プラチナ」が3万8000円(税別)。

 一太郎2021では、文書のスタイルやデザインを一新。フォントの初期設定を、読みやすく印字品質が高い「游明朝」に変更したことに加え、「きまるスタイル」の「ビジネス文書」「会報・チラシ」「原稿・レポート」カテゴリのスタイルで使用するフォントや、「スタイルセット」で使用するフォントを「游明朝」と「游ゴシック」中心に変更している。

 著作権に配慮し、ルールに則って適切な引用や出典の入力が手軽に行えるように改善され、他文書から文章をコピーして引用する場合は、文章内に括弧で括って挿入または、前後に空行を入れて2文字インデントするなどして段落として挿入の2通りを用意。「引用して貼り付け」では、どちらの方法かを選択するだけで、作法に則って挿入できるようになっている。

 また、Webページにある文章を貼り付けて引用する場合には、出典としてURLや参照日を自動入力される。文献の種類などにより、複雑なルールがある出典の記載についても、ダイアログボックスに必要な項目を入力するだけで、斜体やハイパーリンクなどが設定された状態で、適切に文書に挿入するという。

 ビジネス文書に要求される正確さや簡潔さ、丁寧さ、礼儀といった観点から、文書校正が行えるように文書校正機能を強化。「ビジネス文書によくある間違い」「ビジネス上、不適切な言い回し」「注意が必要な表現」という3つの観点から誤用を指摘し、訂正候補を提示できる。

 さらに、「ビジネス文(だ・である)」「ビジネス文(です・ます)」の文体統一チェックに加えて、企業名の前株と後株が間違っている場合、指摘して訂正候補を提示するようになった。

 学校でよく利用される文書を手早く作成できる「きまるスタイル」や「テンプレート」も強化され、視認性が高い「UDデジタル教科書体」を採用した(「UDデジタル教科書体」がない環境では、別のフォントに置き換わって文書に設定)。

 なお、「きまるスタイル」では、「教材」カテゴリを追加して60点を収録。小学校低学年、中学年、高学年、中学校の児童・生徒それぞれに対して、最適なレイアウトで文書をすばやく整えられる。また、学校だよりやチェックカード、防犯ポスターなど、教育現場でよく作成される文書のテンプレートを新たに42点追加した。

 一太郎2021 プラチナでは、一太郎2021の内容に加え、日本語入力システム「ATOK for Windows 一太郎2021 Limited」、統合グラフィックソフト「花子2021」、音声読み上げソフト「詠太11」、「JUST PDF 4 [作成・編集・データ変換]」なども搭載。

 加えて、辞書引きに利用できる「新明解国語辞典 for ATOK」(新明解国語辞典 第八版)、音声データが更新された「新明解類語辞典 for ATOK」、高品質フォントの「筑紫書体・UDフォント」(17書体)も新たに提供される。

 ATOK for Windows 一太郎2021 Limitedでは、変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」の強化により、チャットでよく入力される話し言葉を変換できるようになった。また、「校正支援」機能において、指摘内容を後から確認できる「見逃し指摘ビューア」、自身では気づけない地名の誤りを正す機能を新搭載している。

 花子2021は、チラシ作成に便利な「QRコード作成機能」を新搭載したほか、ご当地ピクトグラムなどのイラスト部品を2万3500点収録している。

 詠太11では、詠太史上最大の5話者を搭載し、男性話者同士の読み分けも可能になっているという。

 さらに、スマートフォンなどで撮影した写真内にある文字を自動抽出して、テキストデータ化できるスマートフォン・タブレット専用のメモアプリ「一太郎Pad」を強化。双方向で文書のテキストデータの送受信(Wi-Fi)が可能となる「一太郎Pad [2.0.0]」を2021年2月5日より提供する。

 同社では、「ATOK Passport [プレミアム]」(月額税別500円)で利用できる「ATOK for Android [Professional]」において、「ATOKディープコレクト」を搭載し12月1日より公開している。

 ATOKディープコレクトは、最新「AI」技術であるディープラーニングを適用して強化した、入力ミスを自動修復して適切な入力を支援する機能。これにより、テンキーキーボードでのフリック入力やジェスチャー入力における、スマートフォンならではのタッチミスを分析。読みを最も自然な日本語に補正して推測変換候補を提示できるようになった。

 また、最新スマートフォンの画面サイズや縦横比を考慮し、変換候補の一覧を横方向だけでなく、縦方向にもスクロールできるように改善している。

 2021年2月1日には、「ATOK Passport [プレミアム]」と「ATOK Passport [ベーシック]」(月額税別300円)のWindowsとMac向けプログラムが同時更新される。

 いずれも、変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」の適用範囲を拡大し、チャットなどのコミュニケーションアプリでよく入力される話し言葉もスムーズに変換できるよう強化。「校正支援」機能も強化され、存在しない地名を指摘し、訂正候補を提示できるようになっている。

 さらには、変換中に表示される「校正支援」機能による指摘を、後から確認できる「見逃し指摘ビューア」を新搭載している。

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