栄養管理アプリ「SIRU+」を運営するシルタスは11月30日、SIRU+で得たデータを活用した分析ツール「SIRU+ Biz」の提供を開始すると発表した。
栄養管理アプリSIRU+は、2019年3月より提供を開始したスマートフォン向けアプリ。購買データを自動で栄養素に変換することで、日々の買い物から栄養の偏りをチェックし、栄養バランスが整う食材・レシピを提案するのが特徴。また、繰り返し利用することで、食の好みをAIが学習し、ユーザーの食生活に合わせて最適な買い物が提案されるようになる。
2020年4月より食材入力機能を追加し、対象スーパー以外で購入した食品なども登録できるようになっている。
今回提供を開始するSIRU+Bizは、購買データとSIRU+ユーザーの栄養状態や興味を持っている商品、実際の購買実績を併せて分析できるのが特徴の分析ツール。
導入した小売業者などは、顧客の健康ニーズを的確に把握することで、商品の品揃えや棚割を最適化し、販売促進に生かすことができるようになる。
同社では、顧客に適切な食の提案ができるため、ロイヤルカスタマーの創出と収益性との両立につながり、顧客体験の向上が目指せるとしている。
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